喫茶部の何気ない日常

「すこしだけ特別な日」

喫茶部を運営しています。
日常の慌ただしい時間の中、ふと立ち止まれる場所をつくりました。
コーヒーを介して様々な人との出会いやつながり、情報やりとりができればと思い始まった場所です。

様々な場所で限られた時間にのみオープンしていることが特徴です、でもその「いつもの」に集まる
喫茶部の何気ない日常でのお話しです。

すこしだけ特別な日

様々な方が関わり合う、会う場所である喫茶部です。
昨日は喫茶部でもイレギュラーな日が訪れました。

それは、喫茶部岡本店で開催された「喫茶部マルシェ」です。
普段はこじんまりと開いている喫茶部もこの日ばかりは、いつもの街にオープンな日となりました。もちろん、いつも閉鎖的なつもりはないのですが、朝の限られた時間のため、ついつい通り過ぎられる方も多々いらっしゃいます。

朝7時からお昼の1時までオープンしたマルシェでは、暮らしにまつわるアイテムがたくさん並びました。
喫茶部ですので、もちろん「コーヒー」があります。今回は特別に「水出しコーヒー」です。
ほかには、新鮮なお野菜に、多肉植物、ボタニカル雑貨、帯のリメイク、そしてセミナーはお片づけのセミナーとボタニカル系のタイムティンクチャーづくりです。
暮らしをテーマいしている喫茶部ならではでした。

オープンしてからあっという間に時間が過ぎ、たくさんのお客様が立ち寄ってくださいました。
いつもの喫茶部とはまた違った雰囲気で、とてもにぎやかな喫茶部マルシェとなりました。
そんな中でも、いつものお客さまも顔を出してゆっくり過ごしてくださったり、お手伝いしてくださったことが、またまた嬉しかったですね。

どんな方にもオープンな喫茶部でいつもありたいですね。
少し入りづらいブルーの扉を、遠慮なく開けてください。

今回のマルシェでは本当にたくさんのみなさまのご協力をいただき、開催することができました。そして、「次はいつですか?」と数多くのお声をいただけました。
嬉しいですね、ゆっくりですが街とつながり、開いていきますね。

またのご来店毎週お待ちしております。


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