<旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎり>
- 慌ただしい日々の中で-
季節の移り変わりを感じるのは、気温の変化や外の景色の変化など、様々な光景で季節を感じています。
食べることから季節を感じることも多いです。
食卓で季節を感じる食材を目にしたときには、「旬だなぁ」と改めて感じることがあります。
しかし、慌ただしく過ごしていると、いつの間にか季節を通り過ぎることもあります。
そんなとき、この記事を通して、少し立ち止まってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
今では年中食べられる食材が多くなりましたが、やはり”旬”はあります。
毎月、”旬”の野菜を紹介していきます。
食卓に「あともう一品あるといいな」と思うときに、小鉢に”旬”のお料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。
そして、本サイトトップのイラストを描いていただいているイノウエエリコさんによるカレンダーが本サイトからダウンロードできます。
毎月のひと月の区切りとして、お好みのサイズで印刷して、ご利用ください。
さやえんどう(莢豌豆)
さやえんどうは、4月から5月が旬のマメ科エンドウ属。えんどうを早採りした野菜です。
小型はきぬさや、大ぶりのさやえんどう、肉厚のスナップえんどうなどの品種があります。
さやえんどうはカロテンの含有量が多く、ビタミンCや食物繊維も豊富。カロテノイドの一種のβ-カロテンを豊富に含みますので強力な抗酸化作用を期待できます。
*抗酸化作用
体の中を錆付かせないようにする(酸化を抑える)作用。活性酸素を取り除き、生活習慣病を予防や老化を抑えることです。
今月の小鉢は「さやえんどうの玉子とじ」
ふんわり玉子の中に味や歯ごたえ、色、香りなどアクセントとして欠かせない、さやえんどう。
玉子のふんわり感とさやえんどうのシャキシャキ感、そして玉子とお出汁の甘い味にほろ苦さがアクセントになります。玉子ととても相性が良く、緑豊かで季節を感じる味です。
・材料
さやえんどう 1パック
卵 2個
めんつゆ 50cc
水 200cc
・つくり方
1. さやえんどうのさやをとる
2. めんつゆと水を鍋に入れて温める
3. 2.にさやえんどうを入れて火を通す
4. 最後に溶き卵を入れて、少しふたをして卵に火が通ったら完成
今月のカレンダー
イノウエエリコさんによる「さやえんどう」が描かれたカレンダーです。
イノウエエリコmessage
5月の爽やかな空気と、さやえんどのみずみずしさを表現してみました。ぜひカレンダーをダウンロードいただけたら嬉しいです。
上は5月、下は6月のカレンダーです。
印刷を出力するときに、指定のサイズを選んで紙をセットしてご使用ください。
葉書サイズで印刷しました。