秋の季節を少し感じ始めるとお芋の季節ですね。今月は「さといも」です。
イラストは、イノウエエリコさんによるものです。
里芋というと、芋煮会など多くの人が楽しんで食べるイメージがあります。あと、食欲の秋ということで小人や鳥に登場してもらい、楽しい収穫祭をイメージして描いていただいたそうです。
一番下のカレンダーもぜひダウンロードしてご利用ください。
ぜひ季節の野菜料理を一品、気軽に食卓に取り入れてみてください。
<旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎり>
- 慌ただしい日々の中で-
季節の移り変わりを感じるのは、気温の変化や外の景色の変化など、様々な光景で季節を感じています。
食べることから季節を感じることも多いです。
食卓で季節を感じる食材を目にしたときには、「旬だなぁ」と改めて感じることがあります。
しかし、慌ただしく過ごしていると、いつの間にか季節を通り過ぎることもあります。
そんなとき、この記事を通して、少し立ち止まってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
今では年中食べられる食材が多くなりましたが、やはり”旬”はあります。
毎月、”旬”の野菜を紹介していきます。
食卓に「あともう一品あるといいな」と思うときに、小鉢に”旬”のお料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。
そして、本サイトトップのイラストを描いていただいているイノウエエリコさんによるカレンダーが本サイトからダウンロードできます。
毎月のひと月の区切りとして、お好みのサイズで印刷して、ご利用ください。
さといも(里芋 taro)
今月は「さといも」です。コロコロと少し小ぶりな形がとてもかわいらしいですね。
さといもの旬の時期は9月~11月です。
中国を経て縄文時代に渡来したといわれ、日本では歴史のある野菜です。
今月の小鉢は「さといもの煮っころがし」
・材料
さといも 10個程度
水 300CC
醤油 大さじ2
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ2
・つくり方
1. さといもの良く洗って皮をむき、よく洗う
※皮をスムーズにむく方法は、泥を落とした後、熱湯で3分ほどゆでて、冷水にさらすとつるりとむけます。
2. 水、しょうゆ、みりん、砂糖を鍋に入れて沸騰させる
3. 2.にさといもをいれて20分ほど煮れば、完成
とても簡単に一品ができあがりました。
中はホクホクしながらももったりとし、口の中でとろけていく感じは独特の食感と風味でとても美味しいですね。
今月のカレンダー
イノウエエリコさんによる「さといも」が描かれたカレンダーです。
上は9月、下は10月のカレンダーです。
印刷を出力するときに、指定のサイズを選んで紙をセットしてご使用ください。
※見識者の方より「サトイモの粘性物質」につきましてご指摘をいただきましたため、記述は削除させていただきました。(2017/10/20)