旬の野菜でひとつきひとくぎり

今月は「水菜」

​今月は「水菜」です。
イラストは、イノウエエリコさんによるものです。
イノウエエリコさんからのメッセージ
「水菜のシャキシャキとみずみずしい茎が大好きです。春に向かっているとはいえ
寒い日が続きますので、お鍋に入れたり、煮たりして食べたいです。」

一番下のカレンダーもぜひダウンロードしてご利用ください。
ぜひ季節の野菜料理を一品、気軽に食卓に取り入れてみてください。

<旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎり>
- 慌ただしい日々の中で-
季節の移り変わりを感じるのは、気温の変化や外の景色の変化など、様々な光景で季節を感じています。
食べることから季節を感じることも多いです。
食卓で季節を感じる食材を目にしたときには、「旬だなぁ」と改めて感じることがあります。

しかし、慌ただしく過ごしていると、いつの間にか季節を通り過ぎることもあります。
そんなとき、この記事を通して、少し立ち止まってもらえるきっかけになれば嬉しいです。

今では年中食べられる食材が多くなりましたが、やはり”旬”はあります。
毎月、”旬”の野菜を紹介していきます。
食卓に「あともう一品あるといいな」と思うときに、小鉢に”旬”のお料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。
そして、本サイトトップのイラストを描いていただいているイノウエエリコさんによるカレンダーが本サイトからダウンロードできます。
毎月のひと月の区切りとして、お好みのサイズで印刷して、ご利用ください。

水菜(mizuna)

今月は「水菜」です。
水菜は、日本特産の野菜で京都で古くから栽培されていた京野菜、その為京菜と呼ばれることもあります。

お鍋に入れても彩あざやかになり、生のままでもシャキシャキとした歯ごたえを楽しめる野菜です。さっぱりした味ですが、カロテンとビタミンCがとても豊富です。

保管する際のポイントは、葉先を乾燥させないことですね。新聞紙にくるんでビニールに入れて野菜室へ保管すると良いです。

今月の小鉢は「水菜の白和え」

シャキシャキとした歯ごたえの水菜とお豆腐を和えることで、ボリュームのある一品になります。
生で食べる時はドレッシングでサラダにしてしまいがちですが、「白和え」はとても簡単です、時間をかけずにできます。野菜が高騰している中、一つの野菜プラス何かで一品できると家計にも優しいですね。

・材料
水菜  1束
豆腐  150g(絹でも木綿でも大丈夫です、お好みの触感でお選びください)
白だし 大さじ2
砂糖  小さじ1
白ごま 大さじ2
ごま油 小さじ2

・つくり方
1. 水菜は洗って3cm程度に切ります
2. 白ごまをすりつぶします。(すり鉢が無い場合にはビニールなどに入れてつぶしてもOKです)
3. 豆腐、白だし、砂糖、白ごま、ごま油をすべて混ぜます。
4. 豆腐が少しペースト状になったら、水菜を入れて和えれば完成

今月のカレンダー

イノウエエリコさんによる「水菜」が描かれたカレンダーです。

繊細な野菜に見えて、冬の寒さをしのげる強さが伝わってくるイラストです。

‣DOWN LOAD
上は2月、下は3月のカレンダーです。
印刷を出力するときに、指定のサイズを選んで紙をセットしてご使用ください。

大寒波が日本列島を覆っていますね、どうぞ厳しい寒さですが野菜で栄養をとって
風邪ひかないようにお過ごしください。


カテゴリー内の最近更新された記事

  • vol.9 高齢期の「整理収納」に関する意識調査

    人生の最期に向けた準備や意識

    身の回りのモノの整理や遺産相続についてなど、生前に自分がしておきたいことを考える時間はとれていますか。アンケート調査から「終活」の準備への意識を読み解きます。

  • vol.8 遺品整理業者に聞く「生前整理」の準備

    遺品整理の実情とは

    高齢者が行う「生前整理」と遺族が行う「遺品整理」。終活は、高齢者本人だけでなく、家族みんなで取り組むテーマです。

  • vol.7 高齢者住み替えアドバイザーが語る高齢期の整理

    高齢者の「住み替え」のタイミング

    高齢者の「住み替え」はどのようなタイミングが良いのでしょうか。また「住み替え」に伴うモノの移動や処分はどのように行われるのでしょうか。高齢者住み替えアドバイザーから学びます。

  • vol.6 「モノ」への意識に関する調査

    家の中のモノの量とモノを捨てること

    家の中のモノの量やモノを捨てるということに関して、アンケートをもとに性別や年齢別に比較しています。家の中でどのようなモノが多く存在し、どのようなモノが捨てられないのでしょうか。

  • vol.5 暮らしのなかのモノの変化

    「生活財生態学」とは?モノを生態学的にとらえる

    戦争や産業の発展などの社会情勢の変化は、家庭内のモノにも大きな影響をもたらしていました。日本の家庭に保有される生活財を調査した「生活財生態学」の研究から、モノの変遷を読み解きます。

  • vol.4 「整理」に関する書籍の変遷

    書籍から読み解く「整理収納」への関心

    今では広く使われるようになった「断捨離」や「終活」といった言葉は、いつ誕生したのでしょうか。「整理」に関する出版書籍から、時代とともに変化する言葉やターゲット層について読み解きます。

  • vol.3 高齢社会の実態-家族構成と一人暮らし-

    高齢社会の実態をデータから読み解く

    日本の高齢社会の実態を理解したうえで、高齢者の「整理収納」における課題を考えます。

  • vol.2 既往研究から探る -高齢者と住み替え-

    「高齢者」「住み替え」「モノの整理」に関する先行研究のまとめ

    高齢者の住み替えやモノの整理に関して、これまでの研究ではどのようなことに着目し、どのような結論を見出しているのでしょうか。過去の研究内容を分かりやすくまとめました。

  • vol.1 高齢社会における「整理収納」

    高齢期に向けた整理収納の課題とQOL向上のヒント

    暮らしにあふれるモノは、人生の節目ごとに見直しが必要です。高齢期には生前整理や遺品整理と向き合う場面も増えますが、自分らしく整えることが、安心と心地よい暮らしにつながります。

  • bitokurashiリニューアルのお知らせ

    みなさま、はじめまして。あるいはお久しぶりです。「bitokurashi.com」をご覧いただき、ありがとうございます。 2017年7月にスタートした「びとくらし」は、2025年9月に内容やコンセプトをリニューアルをさせ […]

  • 今月の旬を味わう「みかん」

    季節がかわるごとに、いろいろな食材を目にします。 「旬」の食材をいただくことは、その美味しさはもちろん、自然に共調し心身ともに健やかにしてくれます。 しかしながら、毎日を慌ただしく過ごしていると、いつの間にか時間が目の前 […]

  • イタリア時間「年の終わりは忙しなく」

    イタリア生活で見つける「びとくらし」 イタリアでの日常生活の中にある、すこしだけ幸せに感じたり、すこしだけリラックスできたりするような「びとくらし」的な出来事を、マルケ州アンコーナ住まいのライターが紹介します。 イタリア […]