台風の到来がゼロに終わった7月、観測史上初めてのことだとか。
毎年少しずつ現れる気候の変化が気になるここ数年ですね。
季節の移り変わり。気温の変化や外の色の変化など、様々な光景で季節を感じています。
食の中にも「旬の食材」があります。
しかしながら、毎日を慌ただしく過ごしていると、いつの間にか季節を通り過ぎることもあります。
この記事では「旬の野菜」をイノウエリリコさんのイラストと、今晩の夕食にでもすぐに役立てていただけるような簡単な小鉢レシピをご紹介しています。
本記事トップにあるイノウエリリコさんが描いたイラストは、月間カレンダーとして本サイトからダウンロードしていただけます。ひと月の区切りとして、お好みのサイズで印刷して、ご利用ください。
べいなす(Nasu, Eggplant)
今月は「べいなす」です。
「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざでも有名ななす。
いろいろな解釈がありますが”水気の多い茄子は女性の身体を冷やすから、大切なお嫁さんには食べさせないほうが良い”という優しい解釈が好きなのですが、そもそも茄子の美味しさがあったからこそ生まれたことわざですよね。
べいなす(米ナス)は、アメリカから入ってきた種類のなすを日本で改良したものとのことで、大きめでコロンとしたフォルムが特徴的です。
繊維質がしっかりしているので、お漬物などではなくグリルや煮物に適しているそうです。
今月の小鉢は「米なすの田楽」
・材料
なす 1個
☆
みそ 大さじ2
みりん おおさじ1
砂糖 小さじ2
水 大さじ1
白ごま 適量
・つくり方
1.なす1.5〜2センチ程度の厚さで輪切りにする
2.なすを焼く(今回はグリルコンロで焼きました)
3.☆を鍋に入れて加熱する
4.焼けたなすに3と白ごまをのせて
これで完成です!
今回は、4のなすをグリルでさらに焼いて、☆を少し香ばしくしてみました。
今月のカレンダー
イノウエエリコさんによる「べいなす」が描かれたカレンダーです。
つるんとまるまる、そのつややかさがとっても可愛いですね。その水々しさが夏の食卓によく合います。
<イノウエエリコさんからのメッセージ>
コロンとした形がかわいい『べいなす』、とても気持ちよく描くことができました。
描いているうちになすの田楽を食べたくなりました…。
トロトロのべいなすが手に入ったら是非使ってみたいと思います。
‣DOWN LOAD
印刷を出力するときに、指定のサイズを選んで紙をセットしてご使用ください。