今月は「レモン」

旬の果物でひとつきひとくぎり

いよいよ今年最後の月となりました。

季節が変わるように、食の中にも「旬の食材」があります。
しかしながら、毎日を慌ただしく過ごしていると、いつの間にか季節を通り過ぎることもあります。
この記事では今まで旬の野菜を紹介してきましたが、今月からは旬の果物をイノウエリリコさんのイラストとともに紹介します。

本記事トップにあるイラストは、月間カレンダーとして本サイトからダウンロードしていただけます。ひと月の区切りとして、お好みのサイズで印刷して、ご利用ください。

レモン(檸檬, Lemon)

今月は旬の果物で「レモン」の登場です。
そのまま食べるには酸っぱいので、味わいの上ではお料理やお菓子の引き立て役に回りがちな存在のレモンですが、どの季節に目にすることができるフルーツの一つですよね。
地中海地方の特産品でフレッシュなイメージがあるので、夏が旬かと思いますが、日本の国産レモンは12月からが旬になります。
古くは中世のヨーロッパでは、非常に高価で貴重、ゴージャスな雰囲気を醸すものだったらしく、当時の静物画でもよく描かれる題材でした。
日本でレモンというと、少し前ならテレビ番組情報誌の表紙で、また最近なら大ヒットしたJ-popのタイトルが記憶に新しいですよね

今月の小鉢は「レモン鍋」

お野菜をたくさん食べられることは本当にありがたいことですね。
いつものお鍋に「レモン」を浮かべるとなんだか、見た目も可愛いですけど、さっぱり食べれます。国産のレモンだからこそ味わえます、今回は無農薬レモンを使用しています。

・材料
お鍋の具材はお好きなもので
今回はキャベツと豚肉メインで少し手抜きの固形の鍋のスープの元を使いました。
出汁の味は豚と鶏の白いスープです。

・つくり方
1. いつもどおりお鍋をつくり、お野菜がしんなりしてきたところに、レモンを浮かべます
2. ひと煮立ちしたら完成です。

これだけです。だけど、いつものお鍋がさっぱりレモン風味。
簡単にレモン汁を注いだら良いんじゃないかな?と思うのですが、国産のレモンだからこそ味わえる旬ですね。

今月のカレンダー

イノウエエリコさんによる「レモン」が描かれたカレンダーです。
こんな柄の生地でスカートを作りたい、と思ってしまいました。

<イノウエエリコさんからのメッセージ>

フレッシュなイメージでレモンを描いてしまうと夏っぽくなってしまうかなと思い、
今回のイラストは少々くすみカラーなレモンにしてみました。
2020年最後のカレンダー、使っていただけたらうれしいです!

‣DOWN LOAD
印刷を出力するときに、指定のサイズを選んで紙をセットしてご使用ください。

当サイトの画像やイラスト、文書等の無断転載・無断使用はお断りいたします。ご使用をご希望される場合はお問い合わせください。

カテゴリー内の最近更新された記事

  • 今月の旬を味わう「みかん」

    季節がかわるごとに、いろいろな食材を目にします。 「旬」の食材をいただくことは、その美味しさはもちろん、自然に共調し心身ともに健やかにしてくれます。 しかしながら、毎日を慌ただしく過ごしていると、いつの間にか時間が目の前 […]

  • イタリア時間「年の終わりは忙しなく」

    イタリア生活で見つける「びとくらし」 イタリアでの日常生活の中にある、すこしだけ幸せに感じたり、すこしだけリラックスできたりするような「びとくらし」的な出来事を、マルケ州アンコーナ住まいのライターが紹介します。 イタリア […]

  • 「掃除のちから」

    bitokurashiの主宰者小林朗子さんは整理収納コンサルタント。 単に住まいの整理を助けるという役割で終わるのではなく、整理するターゲットを住まい、ひと、街とへと広げ全体を俯瞰し、ひとの暮らしについて深く研究されてい […]

  • 今月の旬を味わう「柚子」

    季節がかわるごとに、いろいろな食材を目にします。 「旬」の食材をいただくことは、その美味しさはもちろん、自然に共調し心身ともに健やかにしてくれます。 しかしながら、毎日を慌ただしく過ごしていると、いつの間にか時間が目の前 […]

  • イタリア時間「まだまだ遠い日本」

    イタリア生活で見つける「びとくらし」 イタリアでの日常生活の中にある、すこしだけ幸せに感じたり、すこしだけリラックスできたりするような「びとくらし」的な出来事を、マルケ州アンコーナ住まいのライターが紹介します。 イタリア […]

  • 「使ってみてわかる良さ」

    bitokurashiの主宰者小林朗子さんは整理収納コンサルタント。 単に住まいの整理を助けるという役割で終わるのではなく、整理するターゲットを住まい、ひと、街とへと広げ全体を俯瞰し、ひとの暮らしについて深く研究されてい […]

  • 写真とエッセイ「アサギマダラに会いに」

    写真で日常を切り取る、びとくらし。 写真家ならではの視点や、景色の切り取り方、毎日の暮らしぶりを写真と文章で伝えいただきます。 スマートフォンの普及で写真を撮る機会が多くなった昨今ですが、何を写すか、どう感じるか、など、 […]

  • イタリア時間「幸せのはかり方」

    イタリア生活で見つける「びとくらし」 イタリアでの日常生活の中にある、すこしだけ幸せに感じたり、すこしだけリラックスできたりするような「びとくらし」的な出来事を、マルケ州アンコーナ住まいのライターが紹介します。 イタリア […]

  • 今月の旬を味わう「ざくろ」

    季節がかわるごとに、いろいろな食材を目にします。 「旬」の食材をいただくことは、その美味しさはもちろん、自然に共調し心身ともに健やかにしてくれます。 しかしながら、毎日を慌ただしく過ごしていると、いつの間にか時間が目の前 […]

  • 「私の考えるおかたづけ」

    bitokurashiの主宰者小林朗子さんは整理収納コンサルタント。 単に住まいの整理を助けるという役割で終わるのではなく、整理するターゲットを住まい、ひと、街とへと広げ全体を俯瞰し、ひとの暮らしについて深く研究されてい […]

  • 写真とエッセイ「森の道」

    写真で日常を切り取る、びとくらし。 写真家ならではの視点や、景色の切り取り方、毎日の暮らしぶりを写真と文章で伝えいただきます。 スマートフォンの普及で写真を撮る機会が多くなった昨今ですが、何を写すか、どう感じるか、など、 […]

  • イタリア時間「不合理な日常茶飯事」

    イタリア生活で見つける「びとくらし」 イタリアでの日常生活の中にある、すこしだけ幸せに感じたり、すこしだけリラックスできたりするような「びとくらし」的な出来事を、マルケ州アンコーナ住まいのライターが紹介します。 イタリア […]