喫茶部の何気ない日常

「今日、一番うれしかったこと」

喫茶部を運営しています。
日常の慌ただしい時間の中、ふと立ち止まれる場所をつくりました。
コーヒーを介して様々な人との出会いやつながり、情報やりとりができればと思い始まった場所です。

様々な場所で限られた時間にのみオープンしていることが特徴です、でもその「いつもの」に集まる
喫茶部の何気ない日常でのお話しです。

今日、一番うれしかったこと。

久しぶりではダメなようにも感じますが、正直、久しぶりに感じました。
「今日、一番うれしかったこと」が具体的に思い浮かびました。
普段、何気ない日だと、「今日、うれしかったこと」はなかなか自然には出てこないのです。
あえて、思い出す努力をすることはあると思います。 ただ、この日は勝手に思い浮かんだのです。

それは、喫茶部マルシェを開催したときのことです。
高齢者施設内の素敵なガーデンで開催させていただいた「マルシェとフリーマーケット」です。

この日の為に様々な方にご協力いただき、出店者、施設のスタッフの方、関係者のみなさん、もちろんメンバーみんなで準備をしてきました。
天候が心配でしたが、無事に快晴、秋晴れの下できれいな芝生に、可愛いコテージ、素敵なお花に囲まれて開催できました。
ご高齢者の方が施設から出てきて、楽しそうに買い物をしてくださったり、ご近所の方が遊びに来てくださったり、小さい子どもたちは輪投げをして楽しんだり、小さな街のようになっていました。

その光景も嬉しかったのですが、具体的にとある方の笑顔が見れて私は嬉しくなりました。
他のメンバーにも聞いたところ、具体的にどんな場面のどんな方の笑顔が嬉しかった。と返って来ました。

みんなそれぞれの「うれしかったこと」があったのだなぁと感じて、嬉しくなりました。
参加してくださった皆さんが、心のどこかでマルシェの場面を記憶に残して「楽しかったな」「嬉しかったな」と感じてくださる場面があると嬉しいですね。

その日を特別に感じるのは、どんな日なのでしょう。
いつも以上に何かに一生懸命準備したこと、今までと違って緊張感を感じていたこと、一生懸命だった時間を過ごしたことなど、たくさんのきっかけはありそうです。
そんな一日を過ごしたとき、ふと「今日、一番うれしかったこと」が思い浮かぶのでしょうね。

日常の喫茶部にも、ふと「嬉しいな」と感じる場面がつくれる場所づくりを継続してつくっていきたいと思います。


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