bitokurashiの主宰者小林朗子さんは整理収納コンサルタント。
単に住まいの整理を助けるという役割で終わるのではなく、整理するターゲットを住まい、ひと、街とへと広げ全体を俯瞰し、ひとの暮らしについて深く研究されています。
このコーナーでは小林さんが考える整理収納とは、彼女が提案したいbitokurashi (美徳と暮らし、人と暮らし)とは何かをライターによる書き起こし形式でご紹介します。
みなさんが、このbitokurashiの思いを感じてくださりますように。
※当サイトの主宰に対してインタビューを行い記事にしています。よって、敬称を使用しています。
身体をうごかして健康管理
突然ですが皆さんはスポーツなどを楽しまれているでしょうか?
私の年代になると、仕事のお付き合いとして始めたはずのゴルフにドップリはまっているという方が多く見受けられますが、やはり仕事が忙しかったり家庭の都合などでなかなか身体を動かす機会を持てないという方がほとんどなようです。また習慣的なもので、もともとスポーツをあまり嗜まれてこなかった方にとっては、とっつきにくいものなのかも知れません。
私はと言いますと、実はこう見えて身体を動かすことがとても好きで、スポーツも本格的に嗜んでいるものがいくつかあります。学生時代のクラブ活動では体育会でマリンスポーツに真剣に汗を流し、その後はランニングやピラティス、ご多分に漏れずゴルフなどを時間の合間を見て楽しむようにしています。コロナが蔓延する前の昨年までは、マラソン大会などにも積極的に参加していましたし、ピラティスにおいては資格も取得することが出来ました。
身体を丈夫に保つのももちろん、やはりあののびのびとした開放感がたまりませんよね。
また、あまり認識されていないことなのですが、整理収納コンサルタントとしてお部屋のお片付けをする際かなり体力を使います。依頼内容にもよりますが、だいたい2時間程度の間、ほぼ座ることはせずに部屋の中のモノを上下左右に動かしていくわけですから、全身を使います。その上、他人様の空間での作業ですので気持ちも常に張り詰めているため余計に身体が固くなり、全身に力が入りがちになります。ですので、定期的に体を動かすことが私にとってはとても必要なワークの一つなのです。
とは言うものの、この『びとくらし』というサイトを運営し、暮らしを少しでも豊かにしたいと願い、食生活や運動にも気をつけていたにも関わらず、今年に入ってすぐに背中の肩骨が痛みだし、ますます痛みが悪化し、腕にしびれを感じるようになり、結果として昔に患ったヘルニアが再発したとの診断を受けてしまいました。
身体と心のケアはまず自分から
「少し違和感があるな」という程度から、日を追うごとに徐々に痛みが増していき、その痛みが爆発したのは雪がまだまだ残る旅先の北海道で。腕から肩、上半身全体にかけて、鈍い痛みがひしひしと押し寄せ、起床するだけに数時間かかったほど。一人参加の自由な旅でしたので、スケジュールに大きな狂いなどは無かったのですが、流石に予定していたスキーは取りやめ、ちょっと残念な気持ちで旅程を終えることにしました。
知らない場所で一人っきりということもあり、身体が全く動かなかった時は恐怖すら感じたほどです。
自分なりにスポーツを楽しんでいるので、こんなことになるとは全く予想もしておらず過信しているところもあったのでしょうが、今回のヘルニア再発の要因に思い当たるところが無いのです。強いてあげるとするならば、手持ちタイプのトートバッグにPCなど重みのある仕事用具を入れて持ち歩いていたことくらい。確かに軽いものではないので、この重みがそこまで負担をかけていたものなのか?と不思議なのですが、とにかく今は痛みもあるので体全体にバランス良く重みがかかるようにリュックタイプのかばんを利用するようにしています。
年末年始の数カ月間、かなり忙しくしていたこともあるのですが、仕事のバランスを反省し、ストレッチをまめに行い必要な筋肉を必要な部位につけれるよう水泳もはじめました。
せっかく自分自身が身体をはって知らしめてくれたサインですので、この際に自分のからだも整理開始。しっかりとメンテナンスをして、再発防止にしっかりと望まねば、と思う今日このごろです。
みなさんも、忙しさにかまけず、自分の身体の声にはしっかりと耳を傾けて健康を保つようにしてくださいね。私が参加する『喫茶部』では、理学療法士の先生とともにゆるーくおしゃべりしながら西宮界隈を走るサタデーモーニングランを実施しています。お近くにお住まいでご興味がある方はぜひご参加ください。
そして、心と食の健康は、このびとくらしサイトの記事たちでしっかりと栄養補給をどうぞ!
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小林さんのこの絶不調期に連絡を頂いていたのですが、まぁ、本当に大変そうで心配しました。身体に痛みなどの不調が出た場合はとにかく出来るだけ使わないこと、動かさないことが大切なのでしょうけど、そんなわけにはいきませんよね。不調が新たな不調をよぶこともありますので、自分でちゃんと身体と対話しないといけないな、と強く感じました。
8月1日公開予定の次回では、●●●のお話しをご紹介します。
お楽しみに。
みなさんも小林さんに質問したいことがありましたら、ぜひメールやインスタグラムでのDM、メッセンジャーなどでお送りください。
聞き手と書き手:Atsuko Niwa