ファーマーズマーケットへ
EAT LOCAL KOBEは神戸市主導による地産地消の新しいプラットフォームとして、始まりました。
サイトのタイトルは「EAT LOCAL KOBE 神戸に暮らし、ローカルを食べる。」その名の通り、生産者と購入者をつなぎながらも、様々なイベントを企画して「つながり」をwebやリアルで展開していく。
そんなEAT LOCAL KOBEの企画「ファーマーズマーケット」にいってきました。
場所は三宮駅のほど近く、神戸市役所の南側「東遊園地」です。ここは冬になるとルミナリエの終点という地点付近です。
三宮駅からは地下通路が通っているので、公園近くまでは地下でずっと進めます。
市役所の先に公園入口があるのですが、休みの日なので人が少なくて少し静かな雰囲気です。その先に本当にイベントがやっているのかなと思いつつ足を進めると…ありました!「ファーマーズマーケット」。
その会場には朝早くから多くの人が来てました。
マーケット散策開始
お店の感覚がちょうどいい道幅と近すぎない距離、少し覗き込んだら雰囲気がわかるその距離感がなんとも良い感じです。
散策しながら、ゆっくり様子見です。
歩き始めて早々、子供達がたくさん集まっていました。
「かわいい〜」という声の中、その先にいたのは「ひよこ」でした。
この「ひよこ」が将来にわとりになって、卵をうむ、そしてそれを食べさせてもらっているんですよ。とお店の人が説明しています。
私も心の中で「確かに」と思い、とても久しぶりの感覚でした。
ほかにも野菜、コーヒーやパン屋さん、ケーキ屋さん、お茶屋さん、などなど様々なお店が並んでました。
その空間は宝探しのようで、目や耳、そして匂いでいろんな感覚を感じ、久しぶりにいつもと違う脳に刺激が注入された感覚でした。
緊張しながら様子見の一周を終えました。
二周目に出発
まずは朝食に「豆乳」をいただきました。「豆腐の原商店さん」にお邪魔しました。
「こい〜〜〜〜豆乳 \100」と手書きで書いた紙がぶら下がっている内容が目に飛び込んできました、始めてのお買い物が「豆乳」でした。
普段好んで飲めない豆乳ですが、「とても美味しかった」です。
本当に何も入っていない状態で、本当に「こい〜〜〜豆乳」でした。豆乳を美味しくいただけたことに嬉しくなって、カップを捨てるときに改めて、お豆腐やさんに「美味しかったです」と気持ちをお伝えして、お豆腐やさんも優しくにっこりしてくれました。
さてさて、続いて向かったのは八百屋さん。
八百屋さんでは、なにやら見たことあるような?無いような?野菜が並んでいました。
ピーマン?なのに赤い。でもパプリカではない?
値札を見ても「緑と赤の共演 絶賛公演中」って?どーいうこと?と思いつつ。
「ピーマンって赤いのあるんですね?」と声をかけてみると、二人いた店員さんのうちひとりのお兄さんが「こっちのお兄さんが苦労して育てたんだよー」って、何やら農薬も使わないまま、ピーマンが緑から赤に熟成するまで大事に育てたそうです。
恥ずかしながら、ピーマンて赤くなることを始めて知りました。
「味はどんな感じなんですか?」と聞いたら「何とも言えないけど、甘いよ〜。緑のピーマンとは別物。でもパプリカの味でも歯ごたえも違う」と言われ、気になって「ください!」と言ってましたね。
ほかにも気になったやはり「美」という字にそそられる私。
「美とナタ豆茶」という値札。 ものの状態からしたら、何が「お茶」になるのかわからない状態です。
そんな疑問から「これはどうやって飲むのですか?」とまたしても、お店のお兄さんに質問。
お茶にするやり方を丁寧に教えてくださいました。 煎り方から量や味の雰囲気などなど、、、、。
そんなこんなで、ゆっくりお店を周りながら、たまに休憩してぼーっと過ごす。そんな場所でした。
休憩のためにその辺の段差に座って、見た先にはだだっ広い広場に卓球台。
青空卓球台、何とも心地よさそうですね。
こんな自由な空間、休みの日の街中、朝早くに味わえるなんて嬉しくなりました。
その後もフラフラとお店を覗いてはお店の人と会話する感じでした。
なんとなく満足のいく心地よい休みの日の午前中でした。
帰りながらふと。
いつもの生活ではスーパーに行って必要な食材を自分で選んでレジに持っていって購入する。
そして家に帰ったらインターネットで調理方法を調べて料理をして食べる。そんな生活を少し寂しく感じました。
今回ファーマーズマーケットに参加して、販売している方と直接会話をして、わからないことは質問して、調理方法を教えてもらったり、野菜の豆知識を教わったり。会話からいろんな気づきがあるんだなと改めて感じました。
定期的に開催しているので、季節感も味わえるので楽しみが広がりますね。