今月は「かぼちゃ」です。
イラストは、イノウエエリコさんによるものです。
イノウエエリコさんからのメッセージ「かぼちゃを切ったときに見える鮮やかな果肉の黄色と、硬い皮の緑色が好きです。秋らしくするために今回は茶色の紙に描いてみました。」
一番下のカレンダーもぜひダウンロードしてご利用ください。
ぜひ季節の野菜料理を一品、気軽に食卓に取り入れてみてください。
<旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎり>
- 慌ただしい日々の中で-
季節の移り変わりを感じるのは、気温の変化や外の景色の変化など、様々な光景で季節を感じています。
食べることから季節を感じることも多いです。
食卓で季節を感じる食材を目にしたときには、「旬だなぁ」と改めて感じることがあります。
しかし、慌ただしく過ごしていると、いつの間にか季節を通り過ぎることもあります。
そんなとき、この記事を通して、少し立ち止まってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
今では年中食べられる食材が多くなりましたが、やはり”旬”はあります。
毎月、”旬”の野菜を紹介していきます。
食卓に「あともう一品あるといいな」と思うときに、小鉢に”旬”のお料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。
そして、本サイトトップのイラストを描いていただいているイノウエエリコさんによるカレンダーが本サイトからダウンロードできます。
毎月のひと月の区切りとして、お好みのサイズで印刷して、ご利用ください。
かぼちゃ(南瓜 pumpkin)
今月は「かぼちゃ」です。この季節ならではの定番野菜ですね。
国産かぼちゃ旬の時期は10月頃までです。
栄養価の高さは野菜の中でもトップクラスと言われています。
カロテン、カリウム、ビタミンC、B1、B2、E、カルシウム、鉄分などが含まれています。
ビタミンEは血行を促進し、身体を温めるので、冷え症の緩和に効果があります。
今月の小鉢は「かぼちゃの肉そぼろあんかけ」
かぼちゃの煮物にひと手間加えるだけでボリューム感が出ます。
・材料
かぼちゃ 1/4程度
鳥ひき肉 100g程度
水溶き片栗粉 片栗粉小さじ2+水大さじ1
水 300CC程度(かぼちゃが浸る程度)
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖 大さじ2
・つくり方
1. 水と調味料を全て入れて沸騰させる
2. かぼちゃを一口大の大きさに切り、1.に入れて弱火で煮る
(かぼちゃの皮はお好みです)
アルミホイルで落としぶたをするとより良いです
3. かぼちゃに火が通り、味がしみ込んだらかぼちゃを取り出す
4. お鍋に残った煮汁の中に鳥のひき肉を加えて火を通す
(水気が少なければ水を少し足します)
5. 鳥ひき肉に火が通ったら、水溶き片栗粉を入れて「あん」が完成
(片栗粉を入れる際には火加減ではなく、事前に片栗粉に水分を吸わせておくことです、あらかじめ水溶き片栗粉をつくっておきましょう)
6. かぼちゃをお皿に盛り、その上からあんをかけて完成
とても簡単に一品ができあがりました。
今月のカレンダー
イノウエエリコさんによる「かぼちゃ」が描かれたカレンダーです。
上は10月、下は11月のカレンダーです。
印刷を出力するときに、指定のサイズを選んで紙をセットしてご使用ください。