暮らしと空間をデザインする

「はじめまして。」

インテリア探しやお部屋づくり、楽しくてわくわくすることですが、実際にはなかなか自分が思うように出来なかったことはありませんか?
空間デザインやインテリア製作コーディネーターとして活躍する小倉直美さんに、インテリア選びやお部屋づくりのコツなどをお聞かせいただきます。

はじめまして。

はじめまして、びとくらしサイトをご覧の皆さん。
今月から、コラム「暮らしと空間をデザインする」を担当することになりました小倉直美です。
まずはじめに自己紹介をさせていただきます。

長年マンションデベロッパーに勤務していました。
そこではマンションの建設地の選定から、外観計画や空間のプランニング、また販売のための広告のマネジメントと、総合的にマンションプロデュースを行う立場を担っていました。
その後、住宅や商業施設の空間デザインを行う株式会社ジェーデザイン社を独立して2013年立ち上げ。
また、もともと興味があった家具やインテリア小物のデザイン制作および輸入販売を行うために、株式会社イルピッコロマガジーノを2018年に設立しました。
現在は東京都港区と兵庫県芦屋市を拠点に活動しています。

目指すのは“違和感がない空間”の創造

お仕事の依頼は場所探しからご相談を受けることが多くあります。

依頼があると、まずその方のストーリーとビジョンをしっかりとヒアリングすることから始めています。そして同じ目線に立ち全体を想像します。

その時に私が大切にしているのは“直感”です。
それは“なんとなく”とか“自然に~”というように導かれるもので、上手く説明できませんが、自分の中ではその感覚を一番大切にしています。
スピリチュアルなものでなないのですが、空気の流れ、場所の明るさ、そこで始まる世界がスーッと自然に想像出来るのです。

“しっくりくる”という言葉が近いと思います。

そして今度はいろいろな立ち位置を変えて、全体像をじっくりと捉えていきます。

イタリア、BORZALINO社のソファ(DIDEROT)と布張りチェア(DIVA)。お気に入りの家具を見つけてその設置イメージをふくらませることも楽しいひととき。 (Il Piccolo Magazzino 取扱商品)

ビジョン、表現したいこと、ブランド、提供されるサービス、そこに居る人、様々な要素が交差して、どのような空間デザインを表現できるか。
窓の位置、灯、インテリア、人が集まって笑顔で話をしている光景。

その全てを頭の中で組み立てて感じ取り、違和感がない空間を創造することが私の役割だと感じています。

では、次回は空間を活かす照明器具の選び方についてお話したいと思います。

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