「おふくわけ展」
4月7日、8日と京都烏丸五条の「コミュティラボN5.5」のギャラリーにて「おふくわけ展」が開催されました。
今までインターネットでしかご覧いただけなかった「おふくわけ」の商品を初めて手に取って見れる機会でした。
開催日は、数日前までの暖かな気候はどこへやらと思うような、3月に逆戻りした少し肌寒い二日間。
京都では一週間前に桜の見頃を迎えていましたが、少し遅咲きの桜も楽しめる良い時期でした。
開催された「コミュニティラボN5.5」は烏丸五条の町家をDIY・リノベーションをしたコミュニティスペースです。
シェアオフィスやギャラリーとして利用されています。


窓の大きなギャラリーなので、前の道を通る観光の方も目に留めていただきやすいですね。


様々な帯を使い一点ものの「おふくわけ」が並びました。
余すところなく帯を使う「おふくわけ」の商品です。外のデザインは一種類の帯からできたものも
あれば、他のデザインと組み合わせてできているものもあります。
内側の生地もほとんどが着物の生地でつくられています。
ご購入された方々も外のデザインと内側のデザインで迷っていらっしゃいましたね。
ものを選ぶ大切なところは迷うところかもしれません。
「選ぶ」「迷う」としている間にもそのものへの愛着が始まっているように感じます。
おふくわけ ofukuwake.jp
日本の「おすそ分け」文化。そもそも着物の裾を分けてあげるところから来た、このことば。
たいせつにしたいものを「おすそわけ」する。丁寧にいうと「おふくわけ」。
そんな気持ちをひとつひとつ丁寧にかたちにしています。
以前「びとくらし」で紹介させていただいた記事
https://bitokurashi.com/clothing/193/